同人即売会に参加して、「隣のスペースに出すぎていないか不安…」「なんだか境界があいまいで落ち着かない…」そんな経験はありませんか?

限られたスペースの中で、頒布物が増えてくるとレイアウトも大変になってきますよね。

そんな悩みをまとめて解決してくれるのが、サークル参加者の強い味方「敷き布(テーブルクロス)」です。

境界線をはっきりさせ、机の上もスッキリ。さらに、一般参加者からもスペースが見つけやすくなるという一石二鳥のアイテムなんです。

この記事では、敷き布の魅力や選び方、購入先や注意点までわかりやすく解説します。

あなたにぴったりの敷き布が見つかるよう、ポイントを一緒にチェックしていきましょう!

同人イベント用の敷き布・テーブルクロスの選び方

同人即売会の敷き布には予算やこだわりに合わせて、さまざまな選択肢があります。

シンプルなテーブルクロスから、目隠しやポケット付き、自作イラストをプリントした唯一無二なものまで。最初から完璧に揃える必要はなく、自分のスタイルや予算に合わせて段階的に選んでいくのがおすすめです。

敷布の選び方1.まずは簡単に試したい場合

100円ショップの布や、家にあるクロスを敷布代わりに使うことも可能。

コストを抑えつつ、見栄えをよくすることができます。最初のお試しとして導入を検討するのも良いでしょう。

敷布の選び方2.見栄えをよくしたい場合

無地の布や、市販の敷布を使うと、シンプルながら統一感が出て作品を魅力的に見せやすくなります。

布屋さんでスペースサイズ(机のサイズ(90cm前後)に合わせて、縦は110〜130cm程度)で布を購入すれば、即売会向きの布を用意することも可能です。

敷布の選び方3.利便性を求める場合

収納ポケットや前掛けタイプなど、便利機能付きの敷き布を選べば見栄えの良さと利便性両方を叶えることができます。

作品が多かったり、一般参加者とのスムーズなやり取りをしたい場合は、小物を収納できるポケット付きがおすすめ。

敷布の選び方4.本格的にこだわりたい場合

自分のイラストやロゴを印刷したオリジナル敷き布なら、サークルの世界観を強くアピールできます。

遠くからでもスペースを認識しやすく、他サークルとの差別化も図ることが可能。

即売会で敷き布を使う3つのメリット

即売会で使われている敷き布は、一般的なテーブルクロスとは一味違います。

もちろんテーブルクロスでも代用可能ですが、即売会向けに作られた敷き布を使うことで、利便性とサークルの存在感を大きく高められます。

ここでは、敷き布が人気の理由を3つご紹介します。

  • スペースの境界線が分かりやすい
  • ポケット付きなら整理整頓できて机の上がスッキリ
  • 余計な物を目隠しで隠せる

メリットの多い敷布を使うことで、より同人即売会を楽しむことができるようになります。

敷き布を使うメリット1.スペースの境界線が分かりやすい

1スペースの広さは一般的な長机半分(90cm)程度であることが多く、2つのサークルが1つの机を共有します。

明確な仕切りは無いため、だいたい半分あたりを目安に自分の作品を並べる必要があります。

下記の画像のように敷布がない場合、サークルスペースの境界線がわかりづらく、一般参加者から同じサークルと認識されてしまう可能性もあります。

敷き布なし

しかし、会場や主催によって広さは異なる場合があるため、必ず各イベントの主催要項を事前にチェックしておきましょう。

敷き布を使えば、自分のスペース範囲を視覚的に区切ることができ、迷わず作品を並べられます。

敷き布区画画像

一般参加者からも違うサークルだと認識されやすくなります。

見た目も整い、統一感ある設営が可能です。

敷き布を使うメリット2.ポケットで整理整頓できて机の上がスッキリする

限られた机上には作品だけではなく文房具や飲み物も置くため、スペースがすぐに狭くなります。

ポケット付き敷き布を選べば、ペンやテープ、小物類を収納でき、机上を広く使えます。

敷き布ポケット画像

そうすることで、商品の受け渡しがしやすい設営作りを叶えることができます。

ポケットは既製品として販売されているほか、自作して後付けすることも可能です。

敷き布を使うメリット3.余計な物を目隠しで隠せる

前垂れ部分が長い敷き布なら、机下の在庫やキャリーケースをすっきり隠せます。

敷き布 _荷物

さらに、前面にイラストやロゴをプリントすれば、宣伝効果と目隠し効果を同時に実現できます。

不要な物は隠しつつ、自分のサークルを目立たせられるのは大きな魅力です。

敷き布はどこで買える?おすすめの購入先

敷き布はデザインや機能性によって価格が大きく異なります。

境界線をわかりやすくするだけのシンプルなタイプなら比較的安価で用意できますが、ポケット付きやオリジナルプリントなど機能や装飾が充実したタイプなら、8,000円近くする場合もあります。

【主な購入先と特徴】

購入先 価格帯 特徴
BOOTH 約2,700〜5,000円 同人作家向けの商品が豊富。ポケット付きやおしゃれなデザインも多く、すぐに使える既製品を探すのに便利
ユザワヤ 77円/10cm〜
既製品1,000〜1,700円
自作派におすすめ。布の種類や柄を自由に選べるため、オリジナリティを出しやすい
同人向け印刷サービス 約4,000〜8,000円 同人向け印刷会社で制作可能。イラストやロゴを全面に印刷することができ、宣伝効果も抜群

サイズ・加工・素材で迷わない!敷き布の選び方

敷き布を購入しようと思っても、さまざまなサイズや素材、加工方法があるため迷ってしまうこともあるでしょう。

ここでは、同人即売会で快適に使える敷き布選びのポイントを解説します。

参加スペースのサイズに合わせて用意しよう

同人即売会では1サークルにつき、1〜2スペース分を申し込むことができます。

大手サークルは在庫数や来場者数に応じて2スペース分で申し込むこともありますが、多くは1スペースで申し込むのが一般的です。

スペース数 おすすめサイズ
1スペース 横90cm×縦110cm
2スペース 横180cm×110cm

ポケット付き敷き布を販売している業者では、1スペース用が90cm×135cmで作られていることもあります。購入前に、参加イベントの机のサイズと仕様を確認しておくと安心です。

防火加工製品を選ぼう

コミックマーケット(通称:コミケ)が開催される東京ビッグサイトやインテックス大阪など一部の大規模会場では、敷き布に防火加工が義務付けられています。

これらの会場でも使えるようにするため、購入時には「防火加工済み」と明記された製品を選ぶのがおすすめです。

地方や中規模の即売会では防炎加工は必須ではない場合もありますが、会場や主催でルールが異なるため、参加前に確認をするのが安全です。

まとめ|敷き布を使えば、見た目も機能もワンランクアップ!

敷き布は、同人即売会での見栄えや利便性を大きく向上させるアイテムです。境界線を明確にしてスペースを整理しやすくするだけでなく、机下の収納や目隠しなど、多くの機能面でも活躍します。
自分の活動スタイルや予算に合った敷き布を選べば、設営のしやすさや来場者への印象がぐっと良くなり、サークル参加の満足度も大きく高まります。ぜひ自分にぴったりの一枚を見つけて、より快適で楽しい即売会を実現してください。